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期待のニューオーリンズ・ペリカンズ 強豪西地区で勝ちあがれるか [NBA ペリカンズ]

ニューオーリンズ・ペリカンズといっても、NBA通ならわかるだろうけど、馴染みのない、というか、まだファンでも馴染めていないチーム名という感じがします。

元々、シャーロット・ホーネッツがニューオーリンズ・ホーネッツとなり、シャーロットを離れたものだから、シャーロットは新しいチームボブキャッツを作り、ニューオーリンズ・ホーネッツがペリカンズと名称を変えたため、ボブキャッツはホーネッツと名称を変え(元に戻し)現在シャーロット・ホーネッツに戻ったという、何かややこしい話ではあります。

90年代初頃は、アロンゾ・モーニング、L・ジョンソンら活きのいい選手を揃えて、将来のチャンピオン候補と言われていましたが、ジョンソンがN・Yに移籍し、プレーオフでの二人の派手な喧嘩・大乱闘は、当時物凄い衝撃、ニュースとなりました。

さて、旧 ニューオーリンズ・ホーネッツ がペリカンズと名称を変えて1年目の昨年は34勝をあげました。強豪の多いウエストではいい成績ではありませんでしたが。

それでも、21、27、34と順調に成績は上がってきていて、特に昨年2年目のアンソニー・デイビスが平均得点を20点に乗せ、今年は更に期待が高まっています。

そのデイビスですが、今年は更なる飛躍が期待できそうですね。
今年の夏のワールドカップ(前、世界選手権)でもアメリカ代表の中軸として記憶に新しいところです。

208cm(もっとありそうですね)の長身からのブロックショットは昨年2.82平均という数字で、ブロック王も獲得しました。

今シーズンは開幕そうそう飛ばしています。

今シーズンのデイビスは怪我さえなければやりそうですよ。

やるどころか、平均25~26点、リバウンドは12~13、ブロックは3越えは行きそうな勢いと自信に満ちていますね。

本当に期待できそうな21歳です

開幕からまだ4試合ほどですが、彼のスタッツは得点23.8、リバウンド13.3、ブロック4という見事な数字で、最初の週間MVPに選出されました!

チームの勝敗は2勝2敗。
競合ひしめくウエストではプレーオフに出場するには、よほど頑張らなくてはいけませんが、まだ始まったばかり!
このままの調子で進めば決して難しいことではないと思います。

頑張ってくれ、つながり眉毛!
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レイカーズ開幕4連敗 コービー・ブライアントの憂鬱・・・・ [スポーツ NBA]

マイケル・ジョーダンの後継者といえば、コービー・ブライアントであることは疑いのないところでしょう。

ジョーダンの通算得点3292点まであと592点(2013-2014シーズンまでの成績)と迫っており、怪我がなければ今年中のジョーダン越えは確実とみられますし、オールスターでの得点もジョーダンを超えており、優勝リングも5個獲得していること等で、ジョーダンの後を次ぐのは実質彼しかいない、と思います(今後のレブロンの活躍では第3のジョーダン、または「キング・ジェームス」という地位を確立できるかもしれませんが)

しかし、ジョーダンのスリーピート2度、計6会の優勝はジョーダンが中心となり勝ち取った優勝であるのに対し、コービーの最初の3度の優勝は(スリーピート)はシャック全盛期で、いずれもMVPはシャックが獲得していることで、「シャックがいたから勝てた」という評価が付きまとっています。
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その後、女性とのスキャンダル問題、トレード問題に絡むチームメイトとの確執等エゴ丸出しの問題が続き、個人スタッツはいいけれどチームに勝利をもたらすことができない、という状態が続いたものでした。

2008-2009と2009-2010の2連覇は、一度不和となり辞めていった名称フィル・ジャクソンが戻り、さらにパウ・ガソルというビッグマンを獲得し、戦力的にも充実したサポートメンバーに恵まれて優勝することができたことでこれは、コービーの実力が引き寄せた優勝といっていいですね。

この頃までは僕も、息子も、セルフィッシュでドヤ顔のコービーには辟易して嫌悪感さえ持っており、レイカーズが負けることを楽しんでいた時さえありました。

しかし、ここ数年、フィル・ジャクソンが去ってからのレイカーズはコーチにも恵まれず、
2012-2013にはスティーブ・ナッシュやドワイト・ハワードを獲得しプレミアム4と呼ばれるほど、確実に優勝を期待されたていましたが、選手の怪我、ケミストリーの問題、そして度重なる自身の大怪我により、昨年はデビジョン最下位という最悪?の結果となってしまいました。

今シーズンは無事復帰して「今年こそは!」との思いで開幕を迎えたと思いますが、開幕前にナッシュの腰の怪我の悪化で全休が決定!ニック・ヤング(右手親指)ライアン・ケリー、開幕初戦で期待の新人ランドルが右手骨折、等など怪我人続出で、本当に祟られてるんじゃないかと思われるくらいの状態で、何と開幕4連敗!!のスタートとなってしまいました。

現地1日に行われた対 ゴールデンステート ウォリアーズ戦では、相手の”スプラッシュ・ブラザーズ”の二人、トンプソン41点、カリー31点に翻弄され(今年のウォリアーズは期待度 大 ですね)レイカーズは、コービーが28点、ヒルが23点あげたものの、リン、ブーザーの不調等、層の薄さはどうしようもなく127-104と惨敗を喫してしまいました。

それでも、コービーは「最後まで諦めない、まだまだ改善する余地は多いけれど正しい方向に進んでいる」との前向きなコメントを残しています。

自分はいい状態に戻り、有終の美?を飾りたい、6度目のリングを獲得したい!その強い意思とは裏腹に、混沌としたチーム状態。

最近は満身創痍で孤軍奮闘の彼を、アンチコービーでも応援してあげたい気持ちでいっぱいなのです!彼の、前に進もうとする力 が消え去らないよう願っています。
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名門ロサンゼルス・レイカーズはこれからどこへ向かおうとしているのか?
コービーが求めるものは一体なんなのか?
個人の名誉なのか、チームの再建と頂上なのか?
これからもコービーの憂鬱は続くことでしょう。

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ジョーダン世代のもうひとりのスター クライド・ドレクスラー [スポーツ NBA]

週末は出張があり、リアルタイムでNBAを見ることができませんでした。
土曜日はレブロン復帰のキャバリアーズと優勝候補に挙げられるシカゴ ブルズのゲームがあったので、残念でしたが、昨夜帰ってきてビール片手に録画での観戦となりました。

シカゴといえば、今はローズですが、僕にとっては永遠にマイケル・ジョーダン なのです。
そうです、80年代後半~バード、マジック、そしてバークリー、ジョーダン、オラジュワン、ドレクスラー世代のファンなのです。

初代ドリームチームのバルセロナオリンピックではアルタイムで応援しておりました。

ただし、一番のFavorite player はクライド・ドレクスラー選手であり、ポートランド トレイルブレイザーズがfavorite teamでした。
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(写真はドレクスラーとジョーダンのマッチアップ)

そういうわけで、彼が1994―1995シーズン途中にトレードでHouston ロケッツに移ってからは、もちろんロケッツファンとなったのです。

92年シーズンに彼の試合を観戦するため、SF、LA, 、フェニックス、ダラスとまわった時のことです。
ダラスでのゲームの翌朝、偶然にも彼にお会いすることができました!

ダラス空港で、向こうから随分背の高い男性がこっちに向かってくるな、と思ってたら何とドレくスラー選手じゃないですか!!

もちろん話しかけ、写真を撮り、サインをいただきました。

終始彼は例のにこやかな笑顔で対応してくれましたよ! とても紳士的な方でますますファンになりました。


偶然にも、オーランドに向かう同じ飛行機に乗ることに!
搭乗を待つあいだにもまた少し会話できました。

搭乗係の女性が僕に「あの方は誰ですか?スポーツ選手ですか?」と聞いてくるので、
「ポートランドの有名なNBAスターでドレクスラー選手ですよ」と教えてあげましたが、彼の物静かに読書をする姿は有名スポーツ選手らしからぬ雰囲気でしたし、
ポートランドという全米でもとても小さな街の、小さなフランチャイズにいることで、大都市でメディアからも注目され続けるシカゴのMichael Jordan とどれだけ知名度で差がついてしまったかということを実感してしまいました。

それにしても、彼は本当に優しい牧師さんのような佇まいでしたね。

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(本当に優しい、温和な方でしたよー写真は引退後でしょうね)

彼は苦労人なのだという。12歳で叔父が経営するBBQレストランでバイトを始めて、授業後は真っ直ぐ駆けつけ、夜中の1時過ぎまで働くこともよくあったそうです。

だから、バスケを本格的に始めたのも遅く、高校3年の17歳からでした。

彼が、大学時代に才能を開花させながら、ファイ・スラマ・ジャマと呼ばれたヒューストン大学で、常に優勝候補と呼ばれながら、一度も優勝できなかったこと。
90年、92年と2度もファイナルまで行きながら、優勝できなかったこと。

彼の笑顔からもわかるように、とても柔和な、温和な性格がゲームでは弱気だと受け取ら、それが災いしたのかもしれません。

「チームメイトは俺の引き立て役だ」との強い感情でゲームを戦っているジョーダンとの、そこが差だったのかもしれません。

なので、Houstonに移籍してからは、大学時代のファイ・スラマ・ジャマと呼ばれたチームメイト、アキーム・オラジュワンとのコンビで念願の優勝リングを獲得したときは、僕もとても嬉しかったですね。
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(ヒューストン時代のドレクスラーとオラジュワン)

さて、土曜日のキャブスVSブルズのゲームでしたが、開幕戦でニックスに敗れてしまったキャブスは、どうしても2連敗は避けたいところですし、ブルズもホームでの初戦はやはり、どうしても勝ちたいところ。

予想通りの熱戦になり、土壇場まで1点を争う大変白熱したゲームとなりました。
この日はレブロンが序盤からギアを上げ、点数を稼ぐのに対して、ラブがなかなか点数を上げられずブレーキとなりましたが、トリスタン・トンプソン(在籍4年目)がゴール下でもハードワークをこなし、13リバウンド中、何とオフェンスリバウンド12という驚異的な働きを見せてくれました。

彼のオフェンスリバウンドの後レブロンのスリーポイント等、セカンドチャンスにつなげることができた貢献度は非常に大きいところでした。

結果として、途中足をひねったエースのローズがロッカールームに戻り、終盤戻ることはなく、オーバータイムで差をつけられブルズは破れてしまいましたが、まるで、プレーオフかのような熱戦でしたね!

バックコートのハインリック、ブルックスも頑張っていましたし、ローズの怪我明けということを考慮し、これからも出場時間を調整しながらポストシーズンを戦っていくことでしょうね。
まだ始まったばかり。これからも熱戦は続きます!

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